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執筆者の写真Emi Norimatsu

Turandot稽古が始まりました!


昨年から様々な演奏会の延期・中止が連続してまいりましたが、ようやくTurandot公演が実現します!😭💗💗💗


緊急事態宣言地域が再拡大する中、広島も再びじわじわと感染者数が増加傾向にあり、大事な友人たちが出演する予定だったオペラやコンサートが中止になる中、広島シティオペラさんの公演はさらなる感染防止対策の厳戒態勢の中で、公演実現に向かって始動しました!


稽古場では常に換気を行い、歌手同士に距離をとってマスク着用での歌唱でございます。マスク歌唱も、この1年でずいぶん慣れてきましたが、

今回のトゥーランドット姫はまことにキッツイ役でして(笑)、窒息寸前と戦いながらの音楽稽古です。


わたくしはマスクの中にプラスチックのほねを入れた状態で歌っているのですが、カラフ役の藤田さんはオリジナルのマスク用針金を手作りしておられました✨


ご自身で納得行く形に改作を重ねて手作りされたもので、現状この形が一番歌いやすいと感じておられるそうです。作り方を見せていただくために撮影させていただきました(笑)

・・・とても器用に丁寧に作っておられるので、ぶきっちょ妖怪のわたくしには無理かもしれませんwww


練習会場となっているエリザベト音楽大学では、マスク歌唱が必須ですが、飛沫防止の専用パーテーションもご用意くださっていて、それを使用すればマスク無しで歌うこともできます。

とは言え、演技付きの稽古が始まったらやはりマスクで歌うことになると思うので、窒息寸前状況に慣れる練習を続けております。

マスク歌唱の良い効果もありまして、自宅でマスクなしで練習していると、本当〜に色々と楽なので、マスク歌唱はアスリートの方がされている「低酸素トレーニング」みたいな感覚です😂なんか体力がついたような、気のせいなような(笑)


この日は全員がマスク歌唱の状態で、指揮者の先生が入られての音楽通し稽古でした。

初めて全幕通して歌ったTurandot姫、血が湧き上がるほどワックワクして幸せでございました。

もちろん大変な難役、おそらく私の歌い手人生で最もハードルの高い役へのチャレンジなので、歌っている時は身体のコントロールに神経全振りなので、終了後は脳みそフラフラでございました(笑)

こういう爽快な疲労感は、本当に久しぶりで、それはそれは幸せでございました。もちろん、これからまだまだこの役と向かいあって行かねばならない最初の一歩が始まったばかり。


歌い手としては当たり前だと思っていた、アンサンブルで歌うことが簡単ではなくなっている今、たくさんの声に自分の声を重ねる時間は、本当に幸せです。共演のみなさんが本当に素晴らしい演奏をされるので、だいぶ救い上げられているトゥーランドットさんです😅


マスクだけでは大事な共演者のみなさまを守ることは難しいので、わたくしも先日、お勤め大学の職域接種でワクチン1回目を受けさせていただきました。接種された瞬間に、痛くはないものの明らかな違和感を感じました(ビビリすぎですねw)数日は腕が上がりづらかったですが、発熱もなかったので油断しておりましたら、10日ほど立った頃、突然腕が赤く腫れて熱を持ち始めました。

話題の「モデルナアーム」というものですね。3日ほどで赤みはだいぶ引いたものの、その後1週間経ってもお風呂の後はちょっと赤みが戻ってきます。

「自分は思ったより免疫力が高いのだろうな、ムフフ😁」と若干ほくそ笑んでおります(笑)

とはいえ、2回目は発熱するのでは・・・と少々不安を感じております。

発熱には強い体質とは言え(40度の熱が出ていても「今日はちょっとボーッとするな」程度しか自覚できずインフルエンザと気づかなかった前科あり)今はちょっとの発熱でも周りのみなさんに心配と

ご迷惑をおかけしてしまうので、なんとか無事に乗り切れることを願うばかりです。。。


連日のアスリートの皆さんの活躍にたくさんの勇気をいただきつつ、一方で街の皆さんの心配されるご様子は心痛いばかりです。これまでと変わらず、大事な方々を守れる生活を心がけつつ、トゥーランドット姫との時間を過ごしてまいりたいと思います。


どうかみなさま、お見守りください。9月にアステールプラザで夢の時間を過ごしていただけるように、出演者関係者一同、全力で準備中でございます!



チケットお問い合わせ「Turandotチケット申し込み」とご記入下さい


#トゥーランドット #広島シティオペラ2021




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